みなさんこんにちは。
本講座⑤は、「希望のデザインの家が建てられないなんて!」です。
これも非常に困ります(汗)。まさに大どんでん返し!です。
今回も具体事例をもとに説明していきます。
◆仲介業者「この土地は、地区計画にかかっていまして、その詳細はこちらです・・・」
Eさん「ぐぅぐぅ・・・zzz」
(ま、寝ている本人も悪いのでしょうが・・・)
後日、施工会社からこんなことを言われました。
「この土地では屋根に瓦を使う必要があります。
また、高さは7mの制限があります。
外壁の色は、白、茶、ベージュ系でないといけません。
表面にはブロック塀を積むことができません。」
Eさん「クラクラクラクラ・・・・・」
◆地区計画とは
地域住民と行政が一体となって、地区としてのまとまりを念頭に計画を作ります。
これを地区計画といいます。
事例にあったように、建物色彩、外観、高さ、外構などに制限を加え、統一感の取れた
街づくりを目指す仕組みです。
◆Eさんの失敗
Eさんはこの土地に、3階建のモダンなデザイン住宅を建てようと考えていたのでした。
重要事項の説明中、居眠りをしたあなたが悪い!
としか、言いようがありません。
しかし、100歩譲って、住宅会社の営業マンに土地探しを任せていれば、こんな事態は防げたでしょう。
事例①~⑤では、いかに土地探しに専門性が必要か、という点をご説明しました。
共通しているのは、
「建てたい家があるならば、その住宅会社の営業マンに土地探しを依頼しましょう」
ということです。
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